透明アクリル ハニカム パネルを使ってみた
アクリル製の透明なハニカムパネルというものがあります。照明越しに撮影した写真を見てもらうと分かりますが、向こう側にあるものが、トンボの複眼ののようにたくさん映り込む様子が楽しい素材です。
昔から使ってみたいなと思っていた素材だったのですが、価格が高くなかなか使う機会がありませんでした。が、改装したオフィスビルで漸く使うチャンスが到来。素材の簡単な説明や使用してみた印象や写真などを載せておきます。
この素材、恐らく先ほどの写真だけじゃ形状のイメージがしづらいと思うので、形状が分かりやすい写真も用意しました。

簡単に言うと、アクリルの泡が正三角形を敷き詰めるようにびっしり並んでいて、それを透明のアクリル板で挟んでいるんです。なかなか泡状のアクリルを作るのが難しそうですが、多分空気を利用して作ってるんだと思います。
よく似た製品で、古紙を原料とした製品“グリッドコアパネル”というのもあります。
今回使用した製品は、CEEVという会社がイタリアのベンコア社から輸入しているベンコア材(泡状のアクリル材の名前みたいです)を利用した“スターライトパネルという製品。つい数年前までは日本でも同じような透明アクリルのハニカムを某メーカー(名前忘れました)が作っていたのですが、あまり売れなくて生産中止になっていたので、代わりに見つけたという次第。まだ日本ではあまり知られていないようですけど。
で、それをEVホールの照明ルーバーとして使ってみました。その写真がこちら。

左上の方を見ると粒々の形状が確認できると思います。
ルーバー面が均一に光るように照明の拡散効果を狙ったのですが、以前に比べたら蛍光灯の位置も分かりづらくなり、大分改善されました。ただ面としての精度を出すために3mmのアクリル板を両面に使っているので、天井材としては結構重量があります。今回は既存の部材を利用して載っけるだけでしたが、事前に支持部材の強度を確認したりしました。新たに何かを作る場合でも重さのことは考えた方がよいですね。
どちらかというと遠くから見るよりも近くで見た方が面白い素材なので、目に近い位置で使ってあげた方が、実力を発揮できる素材だと思います。
CEEVのサイトを見ると分かりますが、豊富なカラーバリエーションがあります。ポップな色はもちろん、サンプルにはブラックもあったような気がします。
普通のアクリルとかに比べるとちょっとコストはかかりますが、不思議な効果を出してくれる素材です。
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