輪郭の曖昧なイス

久々に、「きたっ!」という感じのデザインですね。
輪郭がぼやけちゃっています。
実際にある物体の輪郭をぼやかせるのって、すごい難しいことなんだと思うんですが、思いもよらない方法で実現させています。
気になる作り方は、続きに書いておきます。
この不思議なイスは日本人デザイナー、kouichi okamotoさんの作品「composition chair」。
一体全体どうなってるの?という疑問の答えはこれ。

たっくさんのアルミワイヤーを曲げて、組み合わせて作られているんです。
しかもこのアルミワイヤーを曲げるところから、自作されたそうで、製作に6ヶ月かかったそうです。
で、そのための治具と、ペンチ。

こうやってちょっとずつ曲げていったようです。

治具には4箇所しか曲げる突起がありませんね・・・。
一体何回、曲げたんでしょうか。
気が遠くなります。

アルミワイヤーは直径3mm。総重量およそ50kg。
一度実物を見てみたいもんですが、どこかに展示されないでしょうか。
>>共栄デザイン
ちなみに他の輪郭の曖昧なデザインとしては、ジャン・ヌーベルの電通本社ビルが思い浮かびます。
思えばこれも輪郭をあいまいにする仕掛けは、建物スケールに比べて微小なドットプリント(ビル頂部の白い部分)ですね。
全体のスケールに比べて、微小なディテールにすると輪郭が消えていく。
ひょっとしたらこうした、ぼやけた、滲んだようなデザインがこれから流行るかも。
via designboom
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