4月に読んだ本のまとめ
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自分の読書記録を公開できるWEBサービス<読書メーター>で作った2009年4月に読んだ本のまとめです。
先月読んだ本は14冊でした。
4月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:5668ページ
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)[★★☆☆☆]初西尾維新。玖渚のセリフ以外は比較的普通だったので拍子抜け。もっとカタストロフィなのかと勝手に思ってたのは、予断していた自分の失敗。まだ売れっ子作家の理由を掴んでいないと思うので、もうちょっと読んでみる。
読了日:04月30日 著者:西尾 維新
さよなら妖精 (創元推理文庫)[★★☆☆☆]回想シーンはマーヤという異邦人を絡めた高校生の日常譚として、楽しめる。が、マーヤ自身の謎、主人公の憧憬などトータルで見ると作者のマスターベーション的作品に感じる。そこが青春ミステリたる所以だと言われてしまえば、それまでだけど。ただこの作者にはますます興味が出てきました。
読了日:04月28日 著者:米澤 穂信
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)[★★★☆☆]一番の謎は小佐内さんと小鳩くんの関係ですね。各作品の謎解きよりも、よっぽどこの二人の前日譚の方が気になります。ミステリと2人の日常がほどよくミックスされていて次作も気になりますが、タイトルがちょっと甘過ぎます。
読了日:04月26日 著者:米澤 穂信
白銀を踏み荒らせ (幻冬舎文庫)[★★★☆☆]雫井作品には「犯人に告ぐ」から入ったので硬派な作風だと思ってましたが、「ナン!ディヤネ〜ン」で目が点に。クライマックスの犯人撃破シーンも、ありえへん。だけれども、充分楽しいエンターテイメント作品。女性版ミッション・インポッシブル、ややコメバージョン。
読了日:04月25日 著者:雫井 脩介
探偵倶楽部 (角川文庫)[★★★☆☆]面白いですね。探偵を脇役にすることで余計な描写がなくなり、事件の性格が浮き彫りになっています。エリート営業マン風の探偵キャラも妙なリアリティがあります。同一作品を探偵側の視点で見た作品も書いて欲しいなぁ。
読了日:04月20日 著者:東野 圭吾
国境 (講談社文庫)[★★★☆☆]かなりのボリュームにも関わらず、テンポの良さで一気に読み通せてしまう。黒川博行のジメジメした感じが、北朝鮮の荒廃した世界によく馴染む。桑原の粗暴キャラが全編に渡って物語を引っ張るが、脇役たちも単純な描写で性格までも表現されていて、しっかりとした世界観が感じられる。
読了日:04月20日 著者:黒川 博行
ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫)[★★☆☆☆]まだギリギリでミステリーの範疇に引っかかるかな、という微妙な小説。常に新たな道を模索している感のある歌野晶午らしい作品。この人の場合、デビュー作がちょっと酷かった印象が強いので、格段に読める小説家になったという著者自身の成長、行く末の方が気になってしまう。
読了日:04月16日 著者:歌野 晶午
館島 (創元推理文庫)[★★☆☆☆]主人公からトリックまで、ひたすらノー天気な作品。多分この本はツッコミながら読み進める、ボケ作品なんだと思う。その割に本格推理としての体裁だけは、真面目に整えているので、そのギャップが何とも言えず、妙に心に残ってしまいます。
読了日:04月14日 著者:東川 篤哉
シンデレラ・ティース (光文社文庫 さ 24-1)[★★★☆☆]坂木司は女性か?と思わせるような、女子大生の日常と感情描写が楽しい一冊。ひきこもり探偵シリーズに続き、今回も日常の謎(というか歯科患者の謎)を追っています。歯医者さんの世界が丁寧に書かれているので、ヒロイン同様、自分も歯医者嫌いが直りそうな気がしてきます。ついでにブログでお薦めの日常の謎作品をまとめてみました。http://www.first-priority.yi.org/~siza/blog/2009/04/post_161.html
読了日:04月11日 著者:坂木 司
ミステリーズ―完全版 (講談社文庫)[★★★★☆]山口雅也らしい、コリコリに凝った短編集。かつ、ゾンビ探偵でデビューした著者らしく、お遊び要素もふんだんに盛り込まれていて、各作品ごとに違った趣向を楽しめる。作品名が本格ど真ん中っぽい名前なので、確かに本格ものを期待して読むとびっくりかも知れません。特に舌を巻いたのが、ラストの「不在のお茶会」。この手のラストになる作品では、最も自然に導いてくれる論理展開ですね。
読了日:04月08日 著者:山口 雅也
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)[★★☆☆☆]誰よりもまずは入須先輩に拍手。結局みんなこの人の手の上。ミステリとしての完成度はいまいちだけど、深く考えずにストーリー展開と会話をサクサク読んだ方が楽しめる。
読了日:04月05日 著者:米澤 穂信
氷菓 (角川スニーカー文庫)[★★☆☆☆]謎が簡単なので本格推理を期待してはいけないけれども、強引に謎にしてしまう点はちょっと面白い。遠く離れた旅路途上の姉からの手紙という展開も秀逸。デビュー作というとことを考えると、その後に発表された作品も期待して読んでみる気になる。
読了日:04月05日 著者:米澤 穂信
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)[★★☆☆☆]一般的な基準から考えると、推理ものとしてはアンフェア。拘るわけではないのだけど、じゃあ他の読み方が出来るかというと、構成が推理ものの書き方になっているので、そう読まざるを得ないようになっている。それも著者の意図したことだろうけど、効果的とは思えない。「推理もの」の枠を広げようという試みか。個人的にはその心意気も含めて、将来に期待。
読了日:04月04日 著者:道尾 秀介
震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (朝日文庫)[★★☆☆☆]県警課長の謎の失踪事件を発端にして、巻き起こる県警首脳陣の権力闘争。腹の探り合い、派閥の切り崩しなど、パワーゲームの醍醐味は伝わってくる。震災との対比もそれなりの効果を上げているが、最後のネタが拍子抜けと言うか尻すぼみと言うか、パワー不足。習作という感じ。
読了日:04月03日 著者:横山 秀夫
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