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おすすめミステリー/絶対お薦めの13冊

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おすすめミステリーの中から、さらに選りすぐったSizenote的には絶対外せないミステリーの傑作を選んでみました。
個人的な嗜好ももちろん入っていますが、誰が読んでも名作と呼ばれるものになっていると思います。
もちろん評価としては<spacerspacerspacerspacerspacer>ばかりです。

どの1冊から読んでも間違いないですよ(きっと)。


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■占星術殺人事件/島田荘司

現在のミステリ界のドン、島田荘司のデビュー作にして最高傑作。人気探偵御手洗清の初登場作品でもあります。この本自体がWikipediaに掲載されているくらい有名な一冊。
メイントリックが解き明かされると、一気に全てがクリアになる本格ミステリの頂点だと思います。
この本を読まずしてミステリは語れないので、ミステリ好きはみんな読むべき。
この本のトリックを流用したマンガミステリがあるので、くれぐれもそちらを先に読まないように。

>>島田荘司@Amazon
>>島田荘司@Wikipedia



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■池袋ウェストゲートパーク/石田衣良

池袋を舞台にして巻き起こる数々のトラブルを八百屋の息子マコトが解決していく短編集。通称 : IWGP。石田衣良のデビュー作であり、代表作。宮藤官九郎脚本でドラマ化して大ヒット。
短い文章やセリフで構成されたテンポの良い文体が、ストリート系ミステリとしてはまっていて、初めて読んだときには新しい風を感じた。以降のミステリ小説界のレンジを広げたという意味でも、見逃せない。続編はその時々の社会問題を背景として描かれているため、同時代小説としての性格も持つ。食わず嫌いをしている本格ミステリ好きの人がいたら是非読んでみて欲しい。

>>石田衣良@Wikipedia
>>石田衣良@Amazon
>>池袋ウエストゲートパーク@Wikipedia



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■ヒートアイランド/垣根涼介

疾走感溢れるクライムノベル。
体だけじゃなく頭も使うストリートギャングが暴力団・プロの強盗に追い詰められる!
読み出したら止まらないので、続編の「ギャングスター・レッスン」「サウダージ」も一緒に買っておいた方が良いかも知れません。

>>垣根涼介WEBサイト Dawning day, Dawning life.
>>垣根涼介@Wikipedia
>>垣根涼介@Amazon



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■OUT/桐野夏生

平凡な日常から逸脱していく主婦たちを描いた、掛け値無しに衝撃的な内容の作品。
ジャンルとしては、一応犯罪小説、或いはサスペンス。
ありふれた言葉で申し訳ないけど、数ある日常と狂気をテーマにした小説の中でも、最も強烈で、最も恐ろしい作品じゃないかと思っています。
脳髄が酔うほどの、濃厚な欲動が溢れる世界は桐野夏生以外に描けるものはいません。この作品の濃度と他の作品のそれを比べるのが、かわいそうになるぐらい濃厚です。

>>桐野夏生@Wikipedia
>>OUT@Wikipedia
>>>>桐野夏生@Amazon



■黄金を抱いて飛べ/高村薫

個人的には現在のところNo.1のクライムノベル。言葉にできない情で結ばれた男たちの、銀行に眠るの金塊を狙った大強盗劇で、クライマックスの激しさは圧巻です。
重厚で、骨太で、そこはかとない虚しさの滲む文体は、男性作家以上に男性的。想像ですが、女性が読んだ方が楽しめる作品じゃないかと思います。長大な作品の多い高村薫ですが、このデビュー作は短い中編ぐらいの長さなので、高村薫作品の入口としては最適な作品です。

>>高村薫@Wikipedia
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■容疑者Xの献身/東野圭吾

多くのミステリーを描いている東野圭吾の中でも、本格推理ものの代表作。
東野作品には外れが殆どありませんが、その中からどれか1つ選べと言われたら、迷わずにこの1冊を選びます。
只一人の容疑者が仕掛けたトリックを見破れるか!? 1点突破の大胆なトリックには驚嘆必至です。
また容疑者Xの切ないラストシーンも評価の高い逸品です。
ガリレオ探偵シリーズなので順番に読んだ方がより楽しめます。

>>東野圭吾@Wikipedia
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■月光ゲーム Yの悲劇'88/有栖川有栖

鮮やかなロジックが印象に残る本格推理小説の名作。論理性の高さから日本のエラリー・クイーンとも言われる有栖川有栖のデビュー作でもある。
続編となる「孤島パズル」「双頭の悪魔」同様クローズド・サークルもので、途中には[読者への挑戦]が挿入される。純粋に推理勝負が楽しめるミステリ好きにはたまらない一冊。

>>有栖川有栖@Wikipedia
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■模倣犯/宮部みゆき

単行本の上下巻併せて1422ページの巨編サスペンス・ミステリー。宮部さんの作品はどんなジャンルでも面白いですが、取り分け面白いと思うのは、「火車」「誰か--Somebody」のような現代の陰を抱えた人間たちを描いた作品群です。
中でもこの「模倣犯」は極端なまでの陰を孕んだ人物を中心に、様々な事情を抱えた人たちの群像劇となっていて、どの登場人物の視点から事件を見るかによって、読者に様々な考え方、読ませ方をさせてくれる集大成的な作品となっています。
この本を読まずして、宮部みゆきを語ることは出来ません。

>>宮部みゆき@Wikipedia
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文庫版は全5巻!
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■ホワイトアウト/真保裕一

読み出したらもうどうにも止められない山岳アクションサスペンス。思えば自分もこのホワイトアウトから、真保裕一にはまりました。
読み出したら止まらないというのは比喩でも何でもありません。私も徹夜で一気読みでした。息をつかせぬ展開と知恵比べがページを繰る手を止めさせない。映画を見てがっかりした人でも小説を読まなければ損をする、アクションサスペンス小説、日本の最高峰でしょう。

>>真保裕一@Wikipedia
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■奪取/真保裕一

日本では珍しい偽札づくりを扱ったクライム・エンターテイメント小説。
真保裕一の作品は影を背負った男を描いたハードボイルドでやや暗めの作品が多いのですが、この「奪取」は全体的にテンションが高く、暑い夏を思わせるどこか陽気な作品となっています。
もちろん偽札づくりの課程も、いつも通り詳細な筆致で描かれ、ついついお札を詳細に観察してしまいます。ディテールもストーリーも楽しめるお薦めの1冊。

>>真保裕一@Wikipedia
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■犯人に告ぐ/雫井脩介

がちがちの政治劇が語られがちな警察小説の中でも、一際異彩を放つサスペンス・ミステリ。
警察内におけるアウトサイダーとなっている主人公の存在感ががっしりとしていて、TVを通じた公開捜査など、派手な舞台装置にも関わらず、少しもふらつくところがない骨太なエンターテイメントに仕上がっています。
姿を見せない犯人に対峙する主人公"巻島"の徒手空拳が、犯人に届くことはあるのか?最後まで眼を放せない雫井脩介の会心の1冊です。

>>雫井脩介@Wikipedia
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■空飛ぶ馬/北村薫

日本のミステリー界に「日常の謎」というジャンルをもたらした短編ミステリー集。探偵役の噺家の名前をとって「円紫」さんシリーズと呼ばれるうちの第1作目です。
殺人などの血なまぐさい事件は殆ど起きないので、そういった描写が苦手な方にもお薦めのミステリーです。
が、この短編集の本当の魅力はヒロインの「私」の成長譚としての側面にあると思います。携帯電話も出てこない少し昔の時代背景と相俟って、「私」の周りをいろどる友人たちとの他愛もない学生生活など、ありふれた日常とわずかな刺激としてのミステリーが、心に沁みる清涼剤的な作品。
また日本の文学に関するお話もてんこ盛りで、文学好きの人ならさらに楽しめるシリーズです。
是非続編も合わせて順番に読んでみてください。

>>北村薫@Wikipedia
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高野文子のイラストも物語のテイストにはまってます。
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■てるてるあした/加納朋子

か弱い女性がヒロインの日常の謎系 短編集「ささらさや」の続編です。続編を推薦するというのは、ちょっと気が退けるのですが、素晴らしいのだから仕方ない。開き直って推しましょう。
こちらもミステリーとしては日常の謎系に属するのですが、物語のメインは15歳の女の子"照代"と魔女と呼ばれる老婆の心の交流。日常の出来事が連なって生まれてくる物語が、とても優しい気持ちにさせてくれる素晴らしい作品。
前編「ささらさや」と続けて読むことをお薦めします。

>>加納朋子@Wikipedia
>>加納朋子@Amazon

こちらが前編にあたる「ささらさや」
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