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アニーの冷たい朝/黒川博行 ミニレビュー

Sizenote -サイズノート » 02_書籍 » アニーの冷たい朝/黒川博行 ミニレビュー

行間から狂気が立ち上るような、ぞくぞくする逸品。

著者らしい無駄のない訥々とした筆致で犯人の行動が淡々と描写されていて、逆に描写されていない犯人の心理のおぞましさが際立っています。

全体的なテンポの良さは相変わらずで、警察・被害者・犯人の各視点から描かれた章からなる構成もそのまま映画やドラマに使えるぐらい巧みさ。

黒・豆コンビに比べると影の薄い主人公コンビですが、クライマックスでは"太陽に吠えろ"ばりに渋い活躍を見せているのもいいですね。

評価<spacerspacerspacerspacerspacer

>>黒川博行@Amazon

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