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六番目の小夜子/恩田陸 ミニレビュー

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「その机はずっと同じ場所にあって」「一年前も」「そのまた前の年も」

「ライオンハート」に続き恩田陸2冊目です。

サヨコというイベント?の設定が秀逸で、その面白さがうまく活かされてる物語性の非常に強い作品。

ぞくぞく来たのは体育館で行われた物語の中盤で描かれる今年のサヨコ劇
情景を思い描きながら読むと背中のあたりが落ち着かない感じになります。他にも冒頭の早朝の出会いのシーンや冬の海辺など印象的なシーンがいくつかあるのですが、個人的にはこのサヨコ劇のシーンがNo.1ですね。
久々に読書しながらドキドキしました。

処女作とのことで、まだまだ文章の構成やシーンの切れ目などが不明瞭だったりするところがあり、勿体ない感じがします。物語の強度はかなりのものがあると思うので、全面改稿したりすればもっともっと面白くなるんじゃないでしょうか。

2作読んだことで、少し恩田陸の作品世界が見えてきたような気がします。
次はどの作品を読もうかな。

評価<spacerspacerspacerspacerspacer

>>恩田陸@Amazon

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