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誘拐作戦/都筑道夫 ミニレビュー

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その女は、小雨に洗われた京葉道路に、横たわっていた。

昭和37年発行で、この大胆さ!

語りのスタイルから最後の註まで遊び心があって楽しめました。
比較的「誘拐もの」というのは傑作が多いと思うのですが、この作品はその全ての始祖ではないかと思うほど、面白いですね。

あまり深く掘り下げない人間の描き方などからすると、新本格ブームで出てきた作家たちはここに連なる気がします。

都筑道夫さんの作品は初めて読んだので、Wikipediaで調べてみたところこんなテキストが。

推理小説を「謎と論理のエンタテイメント」であるとし、犯人が仕掛けるトリックよりは、ロジックの方が重要であるとの考え方を示した。極端に言えば、魅力的な謎と、なぜそのような状況が生じたのかという必然性が論理的に語られるなら、トリックなどなくても推理小説は成り立つ、というのが都筑の立場である。

やっぱり新本格っぽかったですね。他の作品もすごく気になります。

ミステリー好きな人は読んでおいて損はない一冊だと思います。

評価<spacerspacerspacerspacerspacer

>>都筑道夫@Wikipedia

>>都筑道夫@Amazon

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