モノレールねこ/加納朋子 ミニレビュー
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| 加納朋子、新境地。
倒錯ものを扱ったミステリーでは、倒錯した心理をうまく描いた作品はほとんどないと思ってますが、これは結構ハイレベル。 それと登場人物のネーミングが抜群にうまいですね。 評価< | ![]() |
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: ミステリー : 加納朋子 |
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| 日常の謎を扱った短編集だけど、謎の向こう側にある人間の欲望や情念に著者のテーマが感じられる。
ヒロインが全く登場しない最後の短編などは、登場しないからこそ、ヒロインについて考えさせられる面白い作品。 謎解き要素は少ないものの、脱サラした私立探偵という風変わりな主人公が楽しい、身近な探偵ものになっています。 評価< | ![]() |
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: 短編集 : 加納朋子 : 日常の謎 |
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| 日常の謎から"異世界"へと踏み込んだ加納朋子のターニングポイント。
ここから「ささら、さや」へと繋がっていくんですね。異世界への第一歩としても完成度が高い。 "いない人"への思いが切なさを感じるけど、それを包み込む温かさがあって、ふんわりとした気分になれる。 冬にお薦めしたい本。 評価< | ![]() |
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そのしなびた手の上に、私はおずおずと自分の手のひらを重ねた。
| ここのところたて続けに加納朋子を呼んでいましたが、本当に加納朋子作品の魅力を発揮していると感じたのがこの1冊です。
もちろんデビュー作の「ななつのこ」をはじめ、その他の作品も"加納朋子"ワールドに浸れる珠玉の数々ですが、とりわけ「てるてるあした」の中のひとつひとつの出来事が織りなす日常的世界が、小さく強く光っているような感じがします。 | ![]() |
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| 二人の女性の短編2つが組み合わせられた作品。
表題作の「いちばん初めにあった海」は大島弓子の漫画作品に近いものを感じる。
両作品に登場する人物が出てくるけど、それぞれ完全に独立していて、併せてひとつというものでもない。そういう意味ではこれまでの短編集とは違った構成。 それでも加納朋子は加納朋子、各登場人物へのまなざしや、海や樹木と言ったモチーフに込められた生命観が心地よい。 評価< | ![]() |
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| 確かに、北村薫の「円紫さんと私」シリーズを彷彿とさせますね。
特に何気なく語られる家族のエピソードや、ヒロインの他愛もない空想などサブストーリーの雰囲気がよく似ていて、どちらも家庭料理の隠し味的な魅力となっています。「円紫さんと私」に比べると、時代が下ったのと、文学的蘊蓄が少ないので、より万人に愛されそうな感じ。 続きものの、「魔法飛行」も楽しみですね。 評価< | ![]() |
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| 綿菓子のように柔らかで繊細で儚げな女性がヒロインの短編集。
これまで読んできた本の登場人物の中でも1、2を争うほどか弱く内気で弱気なヒロインが、自らの世界を手探りで広げていく姿勢に小さな声で応援したくなるようなパステルカラーの作品。 加納朋子の世界には、小春日和のような独特の色彩感覚がありますね。 評価< | ![]() |
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| 謎のひとつひとつに緻密に伏線が張られていて、無駄がない。それでいて物語には鮮やかな彩りがあって、幸せな気分になれる。
珠玉という言葉が似合う水晶のような作品。 評価< | ![]() |
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