アニーの冷たい朝/黒川博行 ミニレビュー
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| 「燻り」では黒川さんのスタイルは短編集に向いてない、と言いましたが、撤回します。
「燻り」とは違って事件やトリックがきっちり練られているので、名物黒マメコンビのボケ-ツッコミと相俟って、格段に面白い作品でした。 著者が後書きでも書いていますが、これ以降からあまりトリックにはこだわらなくなっていったようですね。 評価< | ![]() |
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: ミステリー : 短編集 : 黒川博行 |
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| う〜ん、黒川さんの事実だけを淡々と描写していくスタイルは短編には向かないですね。
短編だと単なる事件レポに近い。
事件自体が面白い「迷い骨」は面白かったですけど。 評価< | ![]() |
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: クライムノベル : ミステリ : 短編集 : 黒川博行 |
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| かなりのボリュームにも関わらず、テンポの良さで一気に読み通せてしまう。
黒川博行のジメジメした感じが、北朝鮮の荒廃した世界によく馴染む。 桑原の粗暴キャラが全編に渡って物語を引っ張るが、脇役たちも単純な描写で性格までも表現されていて、しっかりとした世界観が感じられる。 非常に日本らしいクライムノベル。 評価< | ![]() |
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: クライムノベル : ミステリー : 黒川博行 |
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| 無駄のない筆致で、ぐいぐい読ませる。
淡々と作業を進める犯人の描写に引き込まれます。これまでの作品と違って娯楽色は弱い。 ラストを単行本と書き換えているらしいが、この文庫版の終わりの方がすっきりとしていてベター。 評価< | ![]() |
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: ミステリー : 黒川博行 |
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| 端的に、うまい。力の抜き加減も良いし、大阪弁の会話もほどよく面白い。意外な真犯人にも無理はないし、バランスのいい作品。確かに華はないんだけど。
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: ミステリー : 黒川博行 : 本格推理 |
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| 昭和59年、1984年刊行当時であれば、かなり面白く読めたのではないかと思う。残念ながら今となってはちょっとメイントリックが古い。だが身代金強奪のトリックは今でも使えそうだし、そのプロセスの描写も確かなもの。長編になりがちな誘拐事件を扱った作品だが、中編ぐらいの分量にしたおかげで、凝縮された感があり、充分楽しめる。
評価< | ![]() |
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